トヨタアルファード（４代目）ってどんな車？

○トヨタ車体が製造している、LLクラスの大型ミニバンであり、ミニバンの中では国内トップシェアを誇る人気車種

○代を追うごとに高級感を増してきており、現在では官僚や役員の送迎にもセダンではなくミニバンのアルファードが使われることが増えてきているのが特徴です。

○人気車種ゆえにカスタムパーツやコンプリートカー（最初からカスタマイズされた状態で販売される車）も多く、幅広いユーザーから支持を集めているのも特徴です。

○先代よりも全体的に値上げされているが、サブスクリプションなどの普及などにより、若年層ユーザーの数も減っていない点が特徴的

○先代で多くなり過ぎたグレードを３グレードに絞ったことも特徴

○また、環境性能と車種の特徴的に3.5Lは不要との判断で、４代目では廃止となった。

余談….

２代目アルファードまでは、３代目エルグランド（E52型）と比較されることも多く、価格や装備、好みによってどちらを選ぶかを悩みどころでしたが、現在アルファードが４代目にフルモデルチェンジした中、エルグランドは2010年以降モデルチェンジを行なっておらず、現在においても２代目を継続販売しております。

それが全てを物語っているかの様に、大型ミニバンでは圧倒的な支持を集めているのがアルファード（ヴェルファイア含む）です。

ちなみにミニバンですので、後ろに人や物をのせる場合は、タイヤ空気圧をしっかり見ておきましょうね（1人の時とフル乗車ではリアタイヤにかかる荷重は想像以上に違うので、それが原因でタイヤを痛めるケースや、最悪パンクで走行不能というケースもあります）

概要

姉妹車のヴェルファイアとともにフルモデルチェンジとなった４代目

4代目ではオーバーヘッドコンソールがスーパーロング化され、3代目で散在していたライトやスイッチ類、エアコンの吹き出し口などが中央に集約された。スライドドアにユニバーサルステップを設け、トヨタ車で初めて右側（運転席側）にも設けた。ロングアシストグリップもセンターピラーと左右天井に装備された。

プラットフォームはGA-Kプラットフォームとなり、ミニバンに最適化されたほか、ロッカーは車体下部の後部にV字型のブレースを持つストレート構造となった。サスペンションは前後とも2代目から踏襲され、フロントはプラットフォームに合わせて刷新された。ハイブリッドシステムは、ヴェルファイアと共通のA25A-FXS型ダイナミックフォースエンジンを搭載し、モーターも変更することでシステムの最高出力と燃費を向上させている。2AR-FEガソリンモデルは3代目から継続、4WDモデルは3代目から継続となった。一方、3代目まで設定されていた3.5リッターV6はフルモデルチェンジで廃止された。

安全面

4代目アルファードは、「車線内走行時定速操舵支援」に加え、信号交差点への進入を検知すると、アクセルオフに加え、ドライバーのウィンカー操作に応じて減速を先行支援し、右左折操作をサポートする機能「信号交差点進入時減速支援」を追加した。また、スマートフォンの専用アプリを使って遠隔操作で駐車・出庫ができるリモート機能 “アドバンストパーク” と、ハイブリッド車向け先進運転支援技術 “トヨタ・チームメイト” を採用 (グレードにより標準装備またはメーカーオプション)。高速道路での運転支援機能「アドバンストドライブ（渋滞支援）」とドライバー異常時対応システムで構成。

ウェルキャブ（福祉車両）では、シートベルトの着脱を容易にするシートベルトプレートアームとリモコンホルダーを追加したほか、サイドリフトアップチルトシート装着車を3代目から継続してラインアップした。

グレード構成

Excective Lounge[ハイブリッドのみ]

主な専用装備（下記

・ホイールハウスカバー

・高遮音性ガラス

・左右独立ムーンルーフ

・アクティブノイズコントロール

・デジタルインナーミラー

・緊急時操舵支援

・トヨタチームメイト（アドバンストパーク＋パーキングサポートブレーキ）＋アドバンストドライブ

・静電式ステアリングスイッチ

・電動サイドサンシェード

・助手席可倒式ヘッドレスト

・カラーヘッドアップディスプレイ

・読書灯

・JBLプレミアムサウンドシステム（15スピーカー）14インチリアシートエンターテインメントシステム

・アルミホイールは標準が17インチで、オプションで19インチも選択可能

・内装色（ブラックorニュートラルベージュ）プレミアムナッパレザー

Z[2.5L & ハイブリッド]

主な専用装備

・3眼LEDヘッドランプ

・シーケンシャルターンランプ自

・動防眩ドアミラー

・オートワイパー

・後席用サイドサンシェード（マニュアル）

・プリクラッシュセーフティ

・レーントレーシングアシスト＋レーンディパーチャーアラート

・レーダークルーズコントロール 

・アダプティブハイビームシステム

・ブラインドスポットモニター

・ステアリングスイッチ、デュアルパワースライドドア

・ディスプレイオーディオPlus

・10スピーカーなど

・フロントシートはパワーシート

・セカンドシートはエグゼクティブパワーシート

・アルミホイールは17インチ。オプションで18インチを選択可能

・内装色（ブラック）合成皮革

G[2.5L & ハイブリッド]

主な専用装備

・ウェルキャブ サイドリフトチルトアップシート車のみ販売。

・9.8インチディスプレイオーディオ

・防眩インナーミラー

・本革巻3本ステアリングホイール

・G専用フロントグリル

・フロントフォグランプカバー

・8スピーカー など

・フロントシートはパワーシート

セカンドシートはリラックスキャプテンシート(運転席側・マニュアルシート)

・サイドリフトチルトアップシート（助手席側・パワーシート）

・アルミホイールは17インチ

・内装色は（ブラック）ファブリック&合成皮革

スペック

グレード名	Z	Z 4WD	ハイブリット Z	ハイブリット Z E-Four	ハイブリット Executive Lounge	ハイブリット Executive Lounge E-Four
新車価格	540万円	559万円	620万円	642万円	850万円	872万円
発売日	2023年6月21日	2023年6月21日	2023年6月21日	2023年6月21日	2023年6月21日	2023年6月21日
駆動方式	FF	4WD	FF	4WD	FF	4WD
燃料	レギュラー	レギュラー	レギュラー	レギュラー	レギュラー	レギュラー
動力分類	エンジン	エンジン	ハイブリッド	ハイブリッド	ハイブリッド	ハイブリッド
排気量	2,493 cc	2,493 cc	2,487 cc	2,487 cc	2,487 cc	2,487 cc
トランスミッション	CVT	CVT	CVT	CVT	CVT	CVT
乗車定員	7 名	7 名	7 名	7 名	7 名	7 名
燃費（WLTCモード）	10.6 km/L	10.3 km/L	17.7 km/L	16.7 km/L	17.5 km/L	16.5 km/L
ハンドル位置	右	右	右	右	右	右
最小回転半径	5.9 m	5.9 m	5.9 m	5.9 m	5.9 m	5.9 m
エンジン	2AR-FE型	2AR-FE型	A25A-FXS	A25A-FXS	A25A-FXS	A25A-FXS
最高出力 (kW[PS]/rpm)	134[182]/6000	134[182]/6000	140[190]/6000	140[190]/6000	140[190]/6000	140[190]/6000
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm)	235[24]/4100	235[24]/4100	236[24.1]/4300	236[24.1]/4300	236[24.1]/4300	236[24.1]/4300
過給機	なし	なし	なし	なし	なし	なし
最高出力 (kW[PS])	–	–	134[182]	134[182]	134[182]	134[182]
最高トルク (N・m[kgf・m])	–	–	270[27.5]	270[27.5]	270[27.5]	270[27.5]
全長	4,995 mm	4,995 mm	4,995 mm	4,995 mm	4,995 mm	4,995 mm
全幅	1,850 mm	1,850 mm	1,850 mm	1,850 mm	1,850 mm	1,850 mm
全高	1,935 mm	1,935 mm	1,935 mm	1,935 mm	1,935 mm	1,935 mm
車両重量	2,060 kg	2,120 kg	2,160 kg	2,220 kg	2,230 kg	2,290 kg
前輪サイズ	225/60R18	225/60R18	225/60R18	225/60R18	225/65R17	225/65R17
後輪サイズ	225/60R18	225/60R18	225/60R18	225/60R18	225/65R17	225/65R17