アルファード(3代目)
トヨタアルファード(3代目)ってどんな車?
○初代からのコンセプトはキープしながら、年々高級感を増してきている人気大型ミニバン
○2023年に生産を終了後も、ミニバンの中では高いリセールバリューは健在で、中古車市場でも高い人気を継続中
○海外ではレクサスLMとして販売(LM仕様にカスタムも可能)
○3代目に移行してからは企業の送迎にもセダンではなくミニバンのアルファードが使われることが増えてきている
○人気車種ゆえにカスタムパーツやコンプリートカー(最初からカスタマイズされた状態で販売される車)も多く、幅広い世代のユーザーから支持を集めている
○グレード構成が多岐に渡り、先代で人気を博したTYPE GOLDシリーズは今作でも販売され、5月に新型を発表し、今作では1〜3まで販売された。
○4代目では廃止された3.5Lを搭載している最後のアルファード
余談……
前期型と後期型では、やはり後期型の方が人気ですが、ヘッドライト形状が大きく異なるので、先代と違いバンパーのみ後期型に交換するとぱっと見は後期に見えるといったことができません。
基本はフロント周り一式交換となります。
また、前期と後期ではヘッドライトの配線に大きな違いがあるので、無加工では取り付けでません。
現在前期をお乗りの方であれば話は別ですが、中古車で前期を購入され後期使用を考えられている場合は、少し高くても最初から後期の購入をお勧めします。
注意点としては、30型のプリウスの様に前期も後期もグレードによってヘッドライトの光り方が異なりますので、もし中古パーツを取り付ける場合は、注意してください。
※対策パーツやノウハウも人気車種ゆえに豊富です。
概要
姉妹車のヴェルファイアと共に2015年1月にフルモデルチェンジ
アルファードとしてはおよそ6年半ぶりのフルモデルチェンジ
トヨタ自動車の掲げる開発テーマは「大空間高級サルーン」
「ミニバン」としてではなく一つの高級車を目指して、開発されました。
走行性能では、リヤサスペンション部にダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、高張力鋼板の多用や構造用接着剤の導入によるボディ剛性の向上と相まって、乗り心地や操縦安定性を向上させている。また、鋼板の間に制振材などを挟み込んだ積層構造の複合鋼板「サンドイッチ合板」など、制振・吸音材を効果的に配置・成形することで、風切り音を効果的に低減し、ドライバーが乗り込んでから高速走行に至るまでの静粛性を実現している。
エクステリアデザインは、大型フロントグリルとメッキ加飾を施したロアグリルを一体化したフロントデザインと、リアコンビランプとライセンスガーニッシュを立体的なコの字型に組み合わせたリアデザインを採用。エアログレード(”S “シリーズ)は、サイドスポイラーを装着した低重心スタイルとし、フロントグリルは大型サイドポッドを左右に配した立体的な構成としている。ブラウンの木目調インテリアは、木目柄の間にメタリックな輝きを加えることで奥行きを表現。黒木目調内装は、世界で初めてホログラム層を基材とし、木目柄を濃色で表現することで、グレードに応じたデザインを明確にしている。ボディカラーには、新色「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」を含む全7色を設定。
安全支援装備
・インテリジェントクリアランスソナー(8センサー)
・プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
・世界初のパノラミックビューモニター(左右確認支援、シースルービュー機能付)
・インテリジェントパーキングアシスト2(一部グレード)を装備
・インテリジェントパーキングアシスト2は一部グレードに設定
・電動パーキングブレーキと停止時自動ブレーキホールドを全車に標準装備。
・ウェルキャブのサイドリフトアップシート車が型式指定登録車となり、納車までの期間が比較的短縮された。
マイナーチェンジ後
マイナーチェンジ後
姉妹車のヴェルファイア(2018年1月8日発売)とともにマイナーチェンジが発表された。
・フロントフェイスの変更(ヘッドライト・バンパー等)
・テールランプデザインの変更
・内装色にブラック&ホワイトを追加
・内装色にブラック&ホワイトを追加
先進装備としては
・第2世代トヨタセーフティセンスを全グレードに標準装備
- レーントレーシングアシスト(ステアリングアシスト)
- プリクラッシュセーフティ(衝突軽減ブレーキ)
- レーダークルーズコントロール(前車追従クルーズコントロール
- アダプティブハイビームシステム(対向車や前方車を検知し、眩しくない様に一部分のみロービームにできるハイビーム機構)
- オートマチックハイビーム(オートハイビーム)
- 標識読み取りディスプレイ(ロードサインアシスト)
すでに設定されているプリクラッシュセーフティシステムは、検知センサーに単眼カメラを追加して歩行者や自転車の検知性能を向上させ、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)には付随機能としてレーントレースアシストが追加された。また、第2世代Toyota Safety Senseに、アダプティブハイビームシステム(AFS、Executive Loungeに標準装備、X、Sを除く全車にメーカーオプション)、ロードサインアシスト、車両逸脱警報が全車に標準装備された。
エクステリアでは、フロントフェイス(ヘッドランプ、グリル、バンパー)、リヤバックドアガーニッシュ、コンビネーションランプのデザインを変更、インテリアではメーター加飾、シート表皮、木目調カラーを変更した。
新車本体価格(税込)
319万円~1546万円
※新車当時の価格で、一部限定車やコンプリートカーは含まれておりません。
○3代目アルファードのグレード構成があまりにも多いため、主要グレードの一部を記載させていただきます。
グレード名 | S (7人乗り) | X | ハイブリッド X (8人乗り) | SA | Executive Lounge |
新車価格 | 398万円 | 319万円 | 411万円 | 414万円 | 726万円 |
中古車価格 | 195~549万円 | 170~468万円 | 256~387万円 | 255~300万円 | 259~731万円 |
型式 | 3BA-AGH30W-PFXSK | DBA-AGH30W-PRXGK | DAA-AYH30W-PRXGB | DBA-GGH30W-PFTRK | 3BA-GGH30W-PFZVK |
発売日 | 2021年5月10日 | 2015年1月26日 | 2015年1月26日 | 2015年1月26日 | 2020年1月6日 |
発売区分 | マイナーチェンジ | フルモデルチェンジ | フルモデルチェンジ | フルモデルチェンジ | マイナーチェンジ |
新車販売状況 | 販売終了 | 販売終了 | 販売終了 | 販売終了 | 販売終了 |
駆動方式 | FF | FF | 4WD | FF | FF |
燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | ハイオク | ハイオク |
動力分類 | エンジン | エンジン | ハイブリッド | エンジン | エンジン |
排気量 | 2,493 | 2,493 | 2,493 | 3,456 | 3,456 |
トランスミッション | CVT | CVT | CVT | 6AT | 8AT |
乗車定員 | 7 | 8 | 8 | 7 | 7 |
燃費(WLTCモード) | 10.6 | – | – | – | 10.2 |
燃費(JC08モード) | 11.6 | 19.4 | 9.5 | – | |
ハンドル位置 | 右 | 右 | 右 | 右 | 右 |
最小回転半径 | 5800 | 5600 | 5600 | 5800 | 5800 |
燃料タンク容量 | 75 | 75 | 65 | 75 | 75 |
最高出力 | 134[182]/6000 | 134[182]/6000 | 112[152]/5700 | 206[280]/6200 | 221[301]/6600 |
最高トルク | 235[24]/4100 | 235[24]/4100 | 206[21]/4400 | 344[35.1]/4700 | 361[36.8]/4600 |
過給機 | なし | なし | なし | なし | なし |
モーター最高出力(全グレード共通) | – | – | 409[41.7] | – | – |
全長 | 4,950 | 4,915 | 4,915 | 4,935 | 4,945 |
全幅 | 1,850 | 1,850 | 1,850 | 1,850 | 1,850 |
全高 | 1,935 | 1,880 | 1,895 | 1,880 | 1,935 |
車両重量 | 1,960 | 1,920 | 2,090 | 2,040 | 2,150 |
ABS | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
横滑り防止装置 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
運転席・助手席 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
エアバッグ | |||||
運転席・助手席 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
サイドエアバッグ | |||||
後部席 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
カーテンエアバッグ | |||||
アイドリングストップ | オプション装備 | 標準装備 | 標準装備 | ||
クルーズコントロール | 標準装備 | オプション装備 | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
カーナビ | オプション装備 | オプション装備 | オプション装備 | オプション装備 | 標準装備 |
前輪サイズ | 235/50R18 | 215/65R16 | 215/65R16 | 235/50R18 | 225/60R17 |
後輪サイズ | 235/50R18 | 215/65R16 | 215/65R16 | 235/50R18 | 225/60R17 |
10. 国籍や人種、性別に関係なく、誰もが平等に働ける職場環境を整えています。例えば、 記事の執筆やプロジェクトの企画などでは、性別や年齢、国籍に関係なくチームワークで取 り組んでいます。また、リモートワークやフレックスタイム制を導入し、満足度を高めています。